浴室や洗面所をリフォームする際のポイントを紹介。システムバスや内装素材の選び方などをまとめています。
浴室をシステムバスへリフォームしたいというご家庭も多いかと思います。
システムバスは素材の防水性が高く、しかも床と壁の角が一体成型されているため、年月がたっても水漏れの心配がほとんどないことが特徴。また、工場で作られた「浴室ユニット」をそのまま設置するため、工事も簡単。一日で完了することもあり、コストもとてもリーズナブルです。
一方で、規格化されている商品のため、変形地や浴室の狭い住まいでは商品が限られてきます。その場合、在来工法で設計するか、最近では「ハーフユニット」という壁や天井はオーダーメイドで仕上げるタイプを選ばれる方も多いようです。
床や壁材の素材や色合いを変えるだけでもバスルームの雰囲気が一転し、よりリラックスしてバスタイムを楽しめます。
システムバスに代表される一般的なバスルームの内装には、アクリル系やホーロー、ステンレス、人造大理石といった素材が用いられています。そんなありきたりな素材ではなく、壁にヒノキ材を貼ったり、床はタイルにしたいといったこだわりもいいかもしれません。
色合いは、緑や紫といった自然色やちょっとビビッドなオレンジ系で元気を出そうという材も出ているようですが、やはり淡いブルーやピンク系のオーソドックスな色がオススメ。浴室は一日の疲れをいやし、心を落ち着ける場所ですから、気持ちが安らぐ色にしましょう。
洗面所は、ライフスタイルや家族構成を考えたうえで、どんなリフォームをするか考えるとよいでしょう。
洗濯機置き場と兼ねるなら少し広めに設計しなければなりませんし、洗面所専用として使うにしても、化粧台を兼ねるなら椅子や化粧品を置くスペースが必要になってきます。また、バリアフリーリフォームでは、洗面所に造りつけのベンチを配置することで、お年寄りの着替えが楽になるといったプランもあるようです。
つまり、洗面所で何をするのかを考えれば、自ずとプランが見えやすくなります。